サーカス・オブ・ブックス

あらすじ

数十年にわたりLAの同性愛者たちに愛されたゲイ・ポルノ専門店。その経営者である心優しきユダヤ人夫婦が歩んだ道のりを、彼らの娘である女性監督が振り返る。

ゲイ的見どころ

2020年2月に閉店したカリフォルニア州にあったゲイ・ポルノ専門店「サーカス・オブ・ブックス」。 カレン&バリー・メイソン夫婦は3人の子供たちを育てるために掲載されていた広告を見つけ連絡を取ります。 その広告はなんとポルノ雑誌業者の求人でした。 もともと生活のために始めたつもりでしたがサーカス・オブ・ブックスという店名に変えて店を引き継ぐことになります。 そしてそこはゲイにとって必要不可欠な場所となります。 (出会いの場でもあったようです。おそらく発展場的な。) ゲイ・ポルノ配給会社にもなり、DVDも制作したそうです。 そしてカレン&バリー・メイソンの息子もゲイであることがわかります。 ゲイ・ポルノ専門店を経営しながら息子のことを受け入れるまでに時間がかかります。 このドキュメンタリーにはあのゲイポルノスターのジェフ・ストライカーも少し出演しています。 さらにル・ポールのドラァグ・レースにも出演していた、ドラッグクイーンのアラスカも出演しています。 なんとアラスカはサーカス・オブ・ブックスの元従業員だそうです。

監督出演

監督: レイチェル・メイソン

脚本: レイチェル・メイソン, キャスリン・ロブソン

レビュー

●面白いドキュメンタリーだった。 クィアな価値観が広まるといいな。
●凄くない?こういう超面白いドキュメンタリーがネトフリにさらっと埋もれてたりするんだよね。エミー賞ノミネート作。 ユダヤ教信者の超厳格な親だと思っていたら、実はゲイ向けハードコアポルノ販売店を経営して、クィアピーポーが迫害されていた時代に陰ながら(literally)ゲイカルチャーを支えていたという。。。 こんな活動をしているのにも関わらず自身の信条を変えることはなく、家族にゲイがいる事を容認する事は出来なかったというのも非常にリアル。 アラスカが出てきて超びっくりした。笑。
●ゲイ向けのアダルトショップを中心にゲイの歴史や当時の社会、家族の話を丁寧に描いてる。傍観者だったのが当事者へ、カミングアウトされて一度は息子を拒絶したけど、神学を学び直して自分の考えを変えたってのがすごい。 エイズの流行の話の中で9割が亡くなったと語っていたのが怖かった。レイチェルが従業員がどんどんいなくなるってのも。バリーが入院した従業員のもとに訪れて、両親に電話したって話が印象的。 エイズの歴史と反ポルノ法について詳しく知りたい。
●ゲイの歴史ドキュメンタリー。 人の数だけ性癖があり 人の数だけ変態がいる と思っている。 マイノリティは もっともっと認められていい。 (トランスジェンダーより もっと気持ち悪い人たちいるんじゃ?)
●ドキュメンタリーとしての出来の良さがすごい。 個人を撮りながら社会との関わりがダイナミックな展開として作用していて、なんかもうお手本みたいなドキュメンタリーだった。 内容はもちろん興味深い物だけど、この夫婦はどこで何しててもそれなりの結果を出しているのが凄いな。
●アメリカゲイ界で最も有名なポルノ書店である「サーカス・オブ・ブックス」を経営する夫婦を撮ったドキュメンタリー。 保守派によるポルノの弾圧、エイズの流行とその偏見と厳しい時代を「傍観者」として眺めてきた夫婦がまずすごい。 あくまで仕事としてゲイ界と付き合ってきたとはいえ、その仕事で同性愛者と働いたりしなければ、いざ息子がゲイとカミングアウトされてから受け入れることはできなかったと思う。 もちろんカミングアウトされて何の抵抗もなく受け入れた父バリーは素晴らしいけど、自らの偏見としっかり向き合って「ゲイの息子が誇り」とまで言える母ヘレンもすごいと思う。 多くの人がエイズで亡くなったということや、大抵の親は顔も見に来なかったという話は悲しすぎた。 監督は娘、撮影対象はその家族と従業員のみの極めてパーソナルなはずなのに、アメリカの同性愛者の過酷な歴史、そして親としてどう向き合うべきか、という大きなテーマへの広がってゆく見事な作品だった。
●これを作ろう、残そう、撮ろうとした思いがすごく伝わってくる。この作品に出会えてよかった。 点が線になって時代も世代もこえて遺産となっていくのが映画のようで不思議な感覚になった。
●ハードなゲイポルノ専門店を経営する夫婦のドキュメンタリー。 あくまで商売と割りきってやってきた夫婦が家庭では保守的なのが意外だけど、だからこそ偏見を持たず、彼らの交流の場を提供することになったってのが面白いと思う。 変に私は理解あるよって言わないから正直だし、周りからも信頼されてる。 息子がゲイで、そのカミングアウトを受け入れるために、奥さんが神学を学び直したってところがすごいと思う。 そりゃ親だって人だから、受け入れがたいことはある。 でも彼女はちゃんと学んだ。 学んで、同性愛者の親や兄弟姉妹、友人の団体で自分の体験を語るまでになり、めっちゃ貢献してる。 彼女のような人ばかりならいいな、と思うし、そうありたいな、と思う。 見てよかった。
●ゲイポルノ専門店のドキュメンタリー、勧められたのでみました なんか不思議な話だった.. 面白かったです 大好きなドラァグクイーンのアラスカがいた。
●本屋経営する以前の経歴も只者でない夫婦。仕事はあくまでもビジネスで、家庭は比較的保守的なのも面白い。

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