アンという名の少女

あらすじ

未婚の兄妹、マシューとマリラ。男の子を引き取るはずが手違いがあったようで、アン・シャーリーという元気な少女がグリーン・ゲイブルズにやって来る。

ゲイ的見どころ

世界中で愛されているモンゴメリの名作「赤毛のアン」のドラマ。 赤毛のアンはたくさん映像化されました。 今作は原作では扱われなかったいじめや偏見、人種差別そしてLGBTの問題をテーマとして制作されています。 ですので今まで天真爛漫なアンの物語と比べると少し重めのストーリーです。 しかし天真爛漫なアンは健在なので、とても気持ちよく見られる作品です。 物語の中盤に出てくるコール。 コールは絵が上手で中性的な美少年です。 しかし学校ではいじめられています。 そして担任のフィリップス先生にも厳しく指導されます。 コールの気持ちが分かるアンは彼に声をかけ、どんどん仲良くなっていきます。 コールはゲイです。 フィリップス先生も実はゲイです。 しかし先生は女生徒のプリシーと婚約しています。 これは親同士が勝手に決めた婚約です。 女性を愛せないフィリップスはコールと自分を重ね、自らを罰するようにコールに対して厳しく対応していたのです。 そのためコールは学校を辞めることを決意します。 アンはカミングアウトしたコールを受け入れます。 そしてお互い将来結婚相手がいなかったら、お互いにプロポーズして共に生きようと約束します。 この作品には女性同士の話もあります。 とても前向きになる作品です。

監督出演

原作・制作: モイラ・ウォリー=ベケット

出演: エイミーベス・マクナルティ, ジェラルディン・ジェームズ, R・H・トムソン, コリーン・コスロ, ダリラ・ベラ, ルーカス・ジェイド・ズマン, エイメリック・ジェット・モンタズ, ダルマー・アブゼイド, コリー・グルーター=アンドリュー, ジョアンナ・ダグラス

レビュー

●女性の地位や黒人への差別や偏見のある時代にアンが切り開いていく世界が素晴らしいです。
●面白くて立て続けに見てしまう。 いろんな形の愛があるし、偏見や差別に邪魔されず、真っ直ぐ物や人を見られるアンやジョセフィンおばさん、ギルバートは素晴らしいなと思う。 周りの人も影響されていくとこも良い〜!
●原作にはない展開も折り込まれていてギルバートの生い立ちも知ることが出来て面白かった。森の景色やキツネ等、自然の美しさ、マリラの作った焼き菓子等、映像が美しい。髪の毛を染めて後悔するシーンのアンは、現代のビリー・アイリッシュの様で可愛いかった(笑)。
●もはや原作の『赤毛のアン』とは別の作品だけど、現代のテイストを交えて、赤毛のアンの世界を描いていて、原作とは違った魅力に溢れています。 アンはもちろん魅力的ですが、個人的にはダイアナが、とても好きです。可愛くて、勇気があって、ちょっと古風な部分もあるけど、自分と違う世界を受け入れる柔軟さもある。原作以上に素敵な女の子だなと思います。
●まさに現在の私たちが抱える 人種問題やLGBTQ、イジメや教育、老い、 偏見、破壊衝動、詐欺事件など 様々な問題がもはや古典ともいえる 赤毛のアンの世界を借りて 視聴者に問われることになります。 ここで元の赤毛のアンに固執していては この作品についてくることは できなくなるでしょう。 残念ですがそれは非常にもったいないこと だと思います。
●超面白い。この時代だからこそ受け入れられないこととかたくさんあったんだなっていうことをすごい学べる。 もうアンはもちろん大好きだけど、ダイアナは超可愛いし、コールもめっちゃすき! ギルバート超かっこいい!アンとくっつけくっつけって思って観てる笑笑。
●大好き。大好き。大好きが止まらへん。 このドラマが存在すること、出合えたことに、ありがとうしか言えないよ… 一人一人が小さな積み木を少しずつ積み重ねるように大切に作り上げた神聖な塔も、善意を忘れた誰かの拳の一突きで、あっけなく崩れ落ちてしまう。井上ひさしさんの、「絶望するには、いい人が多すぎる。希望を持つには、悪いやつが多すぎる」という言葉を思い出す。 だから S2最終話、ほんとうに感動した。「この世界に増大する善」なんて素敵なタイトル、なんてすばらしいドラマなんやろう。

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