性の劇薬

あらすじ

完璧な人生から転落し、酔った勢いで飛び降り自殺をはかったエリートサラリーマン。 謎の男に助けられるが、それは恐ろしい監禁調教生活のはじまりだった。

ゲイ的見どころ

エリートサラリーマンの桂木。 仕事も順調で恋人との関係も良好と順風満帆な人生を送っていた。 ある日親孝行のつもりで両親に旅行をプレゼント。 しかし旅行先で事故にあってしまい、両親は命を落としてしまいます。 罪悪感と後悔で苦しむ桂木。 仕事を長期で無断欠勤したり大きな失態などが重なり仕事を辞める。 さらに彼女を同僚に奪われてしまいます。 自暴自棄となった彼は、ビルの屋上へと駆け上り飛び降りようと試みます。 それを1人の男が止めます。 現れたのは余田という男で「捨てるならば、その命を俺に寄こせ」 すると桂木は意識を失います。 桂木は薄暗く無機質な部屋のベッドの上で、全裸で拘束具に縛られた状態で目を覚まします。 余田は「意識を失っている間に全部掻き出しておいた」と言う。 そして調教され桂木は快楽に従順になっていきます。 桂木の運命は? 余田の本当の目的は何なのか? 性と生が激しく交差する物語です。 BL漫画を実写化したものですが、調教の描写はかなりリアルです。 本当にギリギリのところまでがんばってくれたという感じです。 ディルド責めや前立腺責め、潮●きからバックまでかなりリアルに表現しています。

監督出演

監督: 城定秀夫

出演: 北代高士, 渡邊将

レビュー

●原作が漫画って知らずに観たから 他のレビュアーさんと違うかも。 ただの三流BL映画じゃないストーリー。 「性」であり「生」の劇薬。 歪んだ映画結構好き。 自分は観ながら2回泣いた。。
●見始めて数分で快哉。 エネマグラ⁉︎ じゃなくて日本統一! 統一ファンなら誰もが知るあの人が登場。 ついでに多分もう一人。 生を喚起する強烈な本能と欲求。 オケツ開発系にリニューアルしても面白いかもしれない。
●同性とか異性とかに限らず、映画の中の性描写があんまり得意ではないので最初の方はけっこうきつくて観るのをやめようかなとも思った。 ただ最後まで観て思ったことは、この映画は同性同士じゃなくても成り立つが、紛れもなく同性愛の映画だったということ。 これけっこうすごいことをやっていると思います。 で、それを踏まえるとあのわざとらしい台詞回しとか、大袈裟な性描写といったものも、もちろんピンク映画の系譜だからというのもあるんだけどそれ以上にリアルにより過ぎないバランスにする効果があることに気づく。 この話でリアルに寄りすぎると悪い意味での同性愛映画になってしまうので、さっきいったような「同性同士じゃなくても成り立つけど紛れもなく同性愛の映画」にはならないんですよね。 で、LGBTQ映画として今までみんなが疑問を抱くこともなく消費してきたお約束を入れつつも、それを壊す希望の着地になっているのは素晴らしい。 社会の端っこにいる人たちの希望の物語にちゃんとなっているんですよ。 性描写のところなどに目がいきがちで低評価が多いけど、僕はすごく良い映画だと思いました。
●単なるBL映画、かと思いきや結構訴えかけてくる作品。「性」が最も「生」に近い劇薬であると…歪んではいるが嫌いじゃない。
●タイドラマを見まくったおかげでBL耐性が付いたので、劇場公開されるやいなや大ヒット&一部で熱狂的に支持された【R18+】BL映画の本作を満を持してウォッチ。 「エロスとタナトス」や「性で生を描く」のは石井隆監督の十八番だけども、それをBLに置き換えて城定秀夫監督が撮ったわけですが、、、けっこう面白かったです! 例の監禁部屋シーンで、換気扇を回して光を明滅させたり、わざわざ部屋の入口にビニール膜を張ったり(部屋から出る時に新しい自分に生まれ変わる的なメタファーだと思う!)と、ちょっとの工夫で絵力を高める演出が随所に見られて良き! (監禁部屋で青を強調したライティングがされていて、それがクライマックスのベッドシーンの青シーツに繋がる辺りもグッド!海の青さが際立っていればなお良かったのに…) 身体を張って調教シーンを演じた渡邊将くんを見ながら、「よくここまで演じたな…」なんて感心しかけたけども……ちょっと待てよ、と。杉本彩さまや壇蜜さまを筆頭に、これまで全裸&ハードプレイに挑んできた女優は数多いたわけで、それと同じことを男優が演じたぐらいで褒めるのもなんか不平等な気もするような…… (でも初主演でコレっていうのは褒めてもいいよね) (なんかBL描写面でのファンタジーさに関して批判的な意見もあるみたいですが……そもそもこれまでに映画内で描かれてきた男女のセックスシーンだって、もっと言えばAVだってファンタジー要素に満ち満ちているわけだし、ファンタジーさがなきゃ面白くないと思うけどな) 主人公の誠が自殺しようとする前の部分で、(特に恋人との関係の中で)慢性的にどこか満たされなさを抱いていた……的なニュアンスが描かれているとなお良かったかな。
●この映画のうりはエロさなのかな。際どい部分までうつしてて、役者さん全裸で撮影してたのかと思うとすごいなぁー。これこそ役者魂って感じ。 AVかよ!って思うけど原作読んでたから、エロしかないよな、って納得。原作とストーリー違うんで原作のがおすすめ。 雰囲気の出し方とか全体的に好き。

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