ホールディング・ザ・マン -君を胸に抱いて-

あらすじ

70年代のオーストラリア。男子校で出会った2人は恋に落ち、どんな壁も2人で乗り越え笑い飛ばしてきた。15年の歳月が流れ、今までにない試練が2人を襲う。

ゲイ的見どころ

実話を基にしたゲイカップルの話。 エイズと差別が大きな問題となった1970年代。 2人の出会いはカトリック系の男子校。 演劇部のティムはラグビー部のエース、ジョンに恋をします。 試合中に足を骨折したジョンの見舞いを機に、どんどん仲良くなり付き合うことになります。 しかし2人の関係が家族にバレてしまいます。 特にカトリックを信仰する父の理解が得られません。 大学生になった2人はさらに関係を深めていきますが、ティムは演劇学校へ行くためシドニーに行くことを決意。 しばらく離れ離れになります。 演劇学校では思うようにいかず、ティムはストレスのはけ口に不特定多数と関係をもちました。 数年後脚本家となったティムは、HIV感染者の男性を取材します。 この取材をきっかけにティムとジョンはHIV検査に行きます。 そして、2人とも「陽性」と診断されます。 主人公のティムは大学時代に不特定多数と遊んでいたため、HIVに感染していました。 さらに最愛のパートナーであるジョンにHIVに感染させてしまいます。 ジョンの病気の進行は早く、重い肺炎を患い入院することになります。 ティムはずっと彼に付き添い看病します。 「天国で会おう、僕の天使」 残念ながら最後まで父親の理解が得られることはありませんでした。

監督出演

監督: ニール・アームフィールド

出演: ライアン・コア, クレイグ・ストット, ケリー・フォックス, カミラ・ア・キン, セーラ・スヌーク, ガイ・ピアース, アンソニー・ラパリア, ジェフリー・ラッシュ

レビュー

●自伝と聞いて、人の人生にスコアを付けられない! 悲しい話だったよ…そして美しい恋だった。 高校生の頃の役者さんが気になっちゃったね。
●ウーン余りにも裸の絡みが多過ぎてー ジョン最後のスキンヘッドが綺麗で痛々しいー。
●1975年、メルボルンのカトリック男子高校で出会った運命の2人の人生の実話を描いた物語。 時代もあり、宗教もあり、彼らには風当たりの強い周りの人々の目。しかしそんな偏見に負けず愛を貫く2人がとても美しかった。 とにかくゲイカップルをとても丁寧に美しく描いた作品でして、LGBTを描いた作品の中でも特に優れているのは、彼らが何も私たちと違うことなんてないんだと見ていて感じることができる点でした。それは、このカップルの片割れが書いた小説をベースに描かれた物語だからでしょう。 人間が愛し合う姿はなんて美しいものか、とさえ思いました。
●今後映画をとるときは、高校生時代は役者を変えような、約束だぞ。 でもまぁ高校生時代は最悪すっ飛ばしてもよかった。後半が面白く、切なく、感動した。とくに病院のシーンはどこもすごくいい。
●本を読んでからと決めていたのに、またついつい映画を先に見てしまった。個人的には、心に突き刺さる話だった。美しくて儚い実話ベースの作品。性差別も色濃く、性に対する理解も今よりはなかっただろう時代に、若くしてひたむきに自分に正直に生きる姿が、素敵すぎるのと裏腹に切なかった。そんな中での発見は、大体の映画は友人にさえも差別の目を向けられるものが多い気がするなかで、両親の反対・懸念があったにせよ、互いをありのままに受け入れるコミュニティ(特に友人達)がそこにあったことが、彼ら、そして周りの人間がアイデンティティを保って生きられる手段だったんだなと思った。今は性の分類が多岐に渡り、その分類が始まったために性の追求に興味を持つ人も多くなってきたが、日本はまだまだな印象がある。追求に伴って、相手を理解しようとする意志も、SNSが発展した今、余計に必要だなと感じた。文字だけでは理解できない相手の感情、塗り固められたあたかも輝かしい人生。その裏にはその人自身のライフがあってアイデンティティがある。誰も全てを知ることはできない。でもそこで諦めるのではなくて、想像することが大事だなと。想像だけじゃ分からないと言うけれど、見ず知らずの相手を理解するにはまず想像からだと思う。(偏見ではなくて、あくまでも知識・経験からの想像)またこの作品で、エイズについて小学生の時に講義を聞いたのを思い出した。その当初、意味は分からなかったにせよ、・行為をする前に検査をすべし・相手、もしくは自分が原因で重い結末を迎える可能性が十分にある とだけはなんとなく理解していたから、今になってその大切さが分かった。でも、こんな大人になった今でも熟知している訳ではないから、自分のなかの多くの無知を少なくするためにも、トキソプラズマも含めて知りたいと思った。とりあえず、原作を今日アマゾ◯で買おう。ジョン(クレイグ)のまつ毛はどこで買えるかな?にしても、2人は高校生にはキツかった….. 教室に入ってくるティモシー(ライアン)は教授にしか見えなかった。
●キラキラした幸せな瞬間は性別に関わらずこちらも幸せな気持ちになれるもの。 主人公たちの、チャラチャラしてたり垢抜けなかったりする高校生時代から、少しずつ少しずつ『大人』を纏っていくさまが描かれている。 ちょっと直接的な表現も見受けられるが、単なる人の人生の中の営みの一部に過ぎない。お互いを見つめる眼差し、そこに二人の愛情と歩みを感じられる。
●実話。人の人生なので面白いとかそうじゃないとかで評価するものではないし。評価つけづらいですが、あまり響かなかったな。なぜか。
●これは本当に2015年製作の映画なのか…!?と思いながら見ていたらほぼ自伝の原作戯曲があってなるほどね!!となった。

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