Jonas/ジョナス

あらすじ

初めて好きになった人との想い出に苦しみ、深い傷を負う男。過去をなぞるたび、あの頃と同じ後悔に包まれる。

ゲイ的見どころ

看護師として働くジョナスは、ゲイクラブでトラブルを起こしてしまいます。 そして警察に事情聴取され帰りが遅くなります。 同棲している恋人に帰りが遅いことを浮気と疑われます。 元々関係は冷え切っていたので、家を追い出されます。 ジョナスは、マッチングアプリで相手を見つけ会いに行きます。 しかし出会った男は、アプリの写真とは全然違っていたため帰ります。 ふとジョナスは、学生時代のことを思い出します。 それは新学期に転校生ナタンがやってきた時のことです。 ナタンはジョナスと仲良くなり、授業を抜け出したりします。 ナタンはジョナスがゲイであることに気づいていたため、キスをして親密になっていきます。 家を追い出された現在のジョナスは、とあるホテルに泊まります。 ホテルのボーイのレオナールに誘われ、彼の友達と飲みに出かけることに。 翌日、酔い潰れたジョナスはレオナールの部屋で目を覚まします。 どことなく見覚えのある部屋の景色。 そこにレオナールの母親が帰宅して、全てを思い出します。 彼女はナタンの母親であり、レオナールはナタンの弟だったのです。 ジョナス役のフェリックス・マリトーには独特の色気があります。 「ソヴァージュ」という映画にも男娼として出演しています。 「ソヴァージュ」はカンヌ国際映画祭でプレミア上映され、フェリックス・マリトーを称賛する声が多数上がったそうです。

監督出演

監督: クリストフ・シャリエ

出演: フェリックス・マリトー, ニコラ・ブヴェンス, トミー・リー・バイク, オーレ・アッティカ, マリー・ドゥナルノー, イリアン・ベルガラ, ピエール・キャルトネ, マルセル・ブジーグ, ニコラ・サルトゥ

レビュー

●思いの外重い内容で辛くなったけどじわじわ真相わかっていく感じ面白かった!二人が仲睦まじいのもかわいい。 でもなんで弟生まれるときに飲み屋?行こうとしたのかはわからん。
●ジョナスの変貌ぶりに初めは困惑。 その分、変化は分かりやすい。 主人公が囚われている過去の出来事が最後まで分からなかった。
●思ってたより、別の意味で重かった。 性描写は素晴らしいと思います。生々しすぎないのが高校生らしい気がするし、親の理解の有無とかもあって、そのへん良かった。 Jonasがナタンの名を使ってアレしてる描写が、ほかにもあると良かった気がする。
●等身大の非行と感情。塗りつぶされた暗い過去。苦くて甘くて生温い煙草の煙に包まれてふたつの時間軸が交差する、焦げ付くような切なさが忘れられない映画でした。
●ジョナスの現在と過去。 現在と過去で顔が違いすぎて違和感があった。
●胸がきゅ、とするような話。 切ないけど、すとんと理解出来る終わり方でとても好き。 自暴自棄に生きてたであろう18年間を、これからゆっくりと大切に生きて欲しくなった。
●過去と現在の交差が綺麗でわかりやすかった。 眩い過去と荒れた現在。 青春の恋のきらめきが翻って耐えがたい後悔と苦しさをもたらす。 どこにもない場所にどこにもない何か/誰かを求めてしまう心が切なくて胸が痛い。 最後は重荷を少しでも手放せたのだと思う。
●何年経っても付き纏う、辛い過去の記憶。過去と現在がフラッシュバックするように交差して物語が進んでいく。フランス映画のあの「思うように感じ取れ」って雰囲気と、物語の重圧感に完全に揺さぶられておもっきし感情移入した、滲みた。 再生してからフランス映画って気づいた。

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