シークレット・ラブ: 65年後のカミングアウト

あらすじ

偏見の時代、ずっと関係を隠し続けてきた2人の女性。晩年になってやっとカミングアウトできた喜びも束の間、年を重ねた今だからこその困難が待ち受けていた。

ゲイ的見どころ

テリーとパットというレズビアンのカップルに密着したドキュメンタリーです。 こちらの作品にはゲイは出てきませんが、必見のドキュメンタリーです。 2人は1940年代後半から交際を始め、現在80代になってから周囲にカミングアウトしました。 「40年代だも、用心しないと。」 1940年代ですから、LGBTQに対する偏見や差別は現在では考えらないほど酷かったようです。 厳しい時代を、2人は愛で乗り越え生き抜いてきました。 そして現在は家族や友人にカミングアウトし、同性愛については理解は得られます。 しかし年齢を重ね、病気など様々なリスクを抱えるようになった2人。 同性愛以外に現実的な問題がたくさんあります。 この作品は、同性愛者の老後についてとても考えさせられる作品です。

監督出演

監督: クリス・ボラン

レビュー

●65年間周りにお互いの関係を隠し続けてきた2人の女性のドキュメンタリー。今はLGBTの方が住みやすい環境かもしれないけど、昔はゲイやレズビアンというだけで逮捕されたり名前を公表されたり、最悪の場合には仕事を退職させられた場合もあったみたいです…厳しい時代を生き抜きおばあちゃんになっても愛し続ける2人の絆には感動。今の時代に生まれて本当に良かったなって思う。
●こんな素晴らしい関係を築ける人って世の中でどれくらいいるんだろう?美しすぎる愛に溢れたラブレターが心に染みた。
●カムアウトする側もされる側も思春期なんてもうとっくに過ぎてて、しかもカムアウトする相手は信頼してくれている姪っ子でも『嫌われたくない』って臆病になってしまうことに涙が出そうだった。そんな大切な相手だからこそ余計に怖くて真実が言えなかったんだろうけど、それを異常とする社会早く変わってほしいな。レズビアンというだけでなくて女性として生きてきた2人の先駆者。結婚式で「もう互いをいとこと呼ばなくていい」って部分に当人達含めみんな笑い合っていたけれど私はそこでボロボロに泣いてしまった。辛いことも沢山あったろうけど2人の幸せな思い出に触れる様子を見てまた涙。周りの人々も温かくて、観終わってから心がじんわりした。
●どうやってこのドキュメンタリーを撮ることになったのか、その経緯がとても気になる。 どういう気持ちで出演するをことを決めたのか。 それまでにも葛藤はきっとあったと想像したしてしまう。 お互いはもちろん、家族にも容易な決断ではなかったと思う。 カメラがまわっていても、皆、常に自然な振舞いに見えたし、なぜかテリーの方に感情移入しやすかった。 人として、とても魅力的な方だった。 私の知識の範囲が狭いだけとは思うけれど、同性愛でこんなにも長く連れ添った2人は知らなくて、、 時代的に相当厳しかった知識はあるけれど、それでもその背景が改めてしっかり描かれていて、その描きかたも素晴らしかった。 もしかしたら2人の意見の相違はもっとあったかもしれなし、喧嘩することもあったのかもしれないけど、常に相手への思いやりが伝わる素敵な作品でした。 お互いに歩み寄り、 これは性別関係なく、人として尊敬できる関係性でした。 ドキュメンタリーとして素晴らしい作品でした。
●いろんな人がより住みやすい生きやすい世界に日々なってると信じたい。
●戦前の同性愛カップルの苦労が偲ばれるドキュメンタリー。2人が一緒になったのは運命としか思えないが、とくに互いの好きな気持ちを伝えるところはすごいと思った。その後隠すのも大変だっただろうな…
●偏見の時代、ずっと隠れて愛し合って来た女性ふたりの実話ドキュメンタリー。 ドキュメンタリー苦手で序盤の集中力ゼロだったけど、結婚式や手紙のシーンとても泣けた。 70年以上経っても、手を繋いだりキスしたり、昔話で笑ったり、お互いを思い合う気持ちがすごい伝わってきてとてもよかった。
●同性愛が罪とされる時代の中を生きてきた2人を思うと、想像を絶するものがあります。 手紙の内容が愛に満ち溢れていてとても幸福な気持ちになりました。純粋な愛ってそういうことだって痛感しました。 私達のおばあちゃんおじいちゃん世代のLGBTQは身近に感じる機会がありません。だからこうして知ることができて嬉しかったです。 なにより今、カミングアウトができて良かったと心から。

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