マイ・プライベート・アイダホ

あらすじ

ポートランドの街角に立ち、日々体を売って暮らすマイクとスコット。2人の愛と友情を通して、青春の切なさと葛藤を描いたガス・ヴァン・サント監督のヒット作。

ゲイ的見どころ

リバー・フェニックスとキアヌ・リーブス共演青春ムービー。 とにかく2人がかっこよくて、美しくて惚れ惚れします。 孤児のマイクと金持ち市長の息子スコット。 2人はストリートで男娼をして生活しています。 マイクはナルコレプシー(時間や場所にかかわらず、突然強い眠気に襲われる病気)でストレスを感じると所構わず眠り込んでしまいます。 マイクはずっと母親に会いたいと思っており、男娼仲間のスコットと母親を探すために、盗んだバイクで故郷アイダホへ向かいます。 途中バイクが動かなくり仕方なく2人は野宿をすることに。 その時にマイクはスコットへ告白するが、スコットは親友以上の関係になることは望みませんでした。 さらにスコットは道中、農場で出会ったカルミラという女性と恋に落ち、カルミラと2人でアメリカへ帰ってしまいました。 残されたマイクはしばらく男娼で稼ぎなんとか生活していましたが、ストレスと孤独で発作がひどくなり、結局ポートランドに帰ってきます。 スコットは完全に別世界の人間になっていました。 高級スーツに身を包み、昔の仲間に声をかけられても「知らない男だ」と突き放します。 マイクとスコットは目は合いはするものの、2人が言葉をかわすことはありませんでした。 ラストシーンは必見です。

監督出演

監督: ガス・ヴァン・サント

出演: リヴァー・フェニックス, キアヌ・リーヴス, ジェームズ・ルッソ, ウィリアム・リチャート, ロドニー・ハーヴェイ, キアラ・カゼッリ, マイケル・パーカー, ジェシー・トーマス, グレイス・ザブリスキー, ウド・キア

レビュー

●リヴァーフェニックスの色気がすごい。 作品の内容も退廃的かつ、結局芯の部分で人は変われない所も良かった。 赤のハンティングジャケット欲しなる!
●Filmの授業で観れてなかったからだいぶ遅れて鑑賞。 スコット酷すぎると思ったけど、成長しただけなんだよなあ。
●正直、観た経緯が原因で、BL作品って気持ちを持って観てしまった感がある。 『君の名前で僕を呼んで』でも思ったけど、ボーイズラブって言葉で括ってしまうことの違和感を感じる。日本の「BLはエンタメジャンル、現実のゲイやセクシャルマイノリティとは違う」というような風潮というか。 語弊を恐れず、大それた風に言えば、描きたいことは人生。 それをこうして耽美に描く。 焚き火を前に、ぽつぽつと、とりとめもなく言葉を落とすリバーフェニックス。ぐっとくるねぇ。 ただ時代の変化を感じた。『君の名前で…』で感じた暖かさはない。厳しいストリートで意地でも汚くても生きていく孤独、自己の中にあるアブノーマルの拒絶、過去に縛られる現在、どこまでも埋まらない自己と他者の溝。 いやぁにしてもガスヴァンサントのセンスはすごいね。 象徴的に登場するあの道。すごい世界じゃ。切なく、堂々としていて、力強く美しい。ただラストが分からん…象徴?現実?
●リヴァーが行って、帰って来る話だが、もしかしたらほんまは逝ってしまって帰って来れてないのかもしれない映画。発症頻度が重篤患者レベルであるし、ヴァンサントにしてはやけに人が死なない。フォルスタッフを模したおっさんだけ死ぬが。フリーみたいなんおる、と思ったらフリーだったり、ウドキアで違う映画になりかけてたり、ローラママおったり関係ないとこでクセがスゴい。
●主人公が終始悲しそうだった。 目覚めとともに変わる場面転換と静止画のセックスシーン、ミュージカルのような演出など表現方法が斬新。
●キアヌ派かリヴァー派かと言った討論でしたり、この時代のファッションでしたり、タバコの似合うこと似合うことでしたりもう見るだけで満足ですな!!!! 越えられない階級ってあるのよなスタンドバイミーに重なったわ。
●とにかくリヴァー・フェニックスとキアヌ・リーヴスが美しかった。 それだけで見る価値ある。 2人は別々の道を歩むことになったのは少し寂しかったかな。
●自分とは無縁な世界で描写も詩的。 展開はどこまでも現実的で辛かった。
●眠っているマイクをずるずる引きずったりひょいと持ち上げて一緒に移動するスコットがすき てっきりラストはハッピーなのかと思ったらみんなの感想みてると違うのね……

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